2017年11月24日金曜日

復興を願って・・・

先日、久しぶりに母の実家(大分県)に行ってきました。
目の前は川が流れ、水車もあり、周りは山に囲まれたとても自然溢れる私の大好きな田舎でした。 ところが、そんな見慣れた風景があまりにも一変しており、とても驚きました。

まだ記憶に新しい、今年7月の九州北部豪雨です。
母の実家からすぐ近くで起こった大きな土砂崩れは、度々災害の様子としてテレビに映りました。
当時は実家に住む伯父に連絡が取れずとても心配しましたが、数日後、伯父家族全員無事である事が分かり、安堵した次第です。
 
 
写真は、先日、母の実家前から撮ったものです。
竣工記念碑が建てられ、道も新しく出来、復興が進んでいるようですが、その傍には土砂に埋もれた家がそのままの状態で残っていました。よく見ると、完全に一階部分が土砂に埋れた二階建ての家でした。窓ガラスは割れて今にも崩れそうでした。
道中にも崖崩れで一緒に堕ちかけている軽トラックも見かけました。至る所に瓦礫の山があり、災害の凄まじさを物語っていました。

普段なら自然は私達に恵みを与えてくれるとても有難いものですが、反面、恐怖にもなり得るとても怖いものです。
私も何気なく普段の生活を当たり前の様に過ごしていますが、日々普通の生活を送ることができるという事は本当に幸せで有難い事だと、改めて実感しました。
一日も早い復興を心より願っています。