2018年1月31日水曜日

最近買った家電の話。

大寒を過ぎ、身の縮むような酷寒の毎日ですが、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしの事と存じ上げます。

さて、本日はわたくしが最近購入いたしました、CMでよく目にするスピーカーについて書きたいと思います。

俗にいうスマートスピーカー(AIスピーカーとも言います)であります。

まず、スマートスピーカーの説明をいたします。

スマートスピーカーとは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタントを利用可能なスピーカーです。今では、たくさんの人がインターネットを介してショッピングや音楽鑑賞、調べ物といったサービスを利用していますが、スマートスピーカーではそうしたサービスを、pcやスマフォを介することなく、”音声”のみで操作できます。
AIアシスタントは最近スマフォに搭載されており、画面やキーをたたいたりするよりも速く、目的を達成することができます。

スマートスピーカーで出来る事
ニュースや音楽を聞く
・調べ物をする
・メモなどを入力する
・家電を操作する
 など・・・

また、多くのAIアシスタントでは、スマフォにおけるアプリのように、いろいろな企業や個人で独自のアプリを開発できるようになっています。アプリが増えれば増えるほど、出来る事が増えていくところは、スマフォと同じと言えます。
このスマートスピーカー、現在大きく分けて4つの会社から発売されています。

1、アマゾン社  Amazon Echo(アマゾン エコー)
2、Google社   Google Home (グーグル ホーム)
3、LINE     LINE Clova WAVE (ライン クローバ ウェーブ)
4、Apple社   Apple HomePod (アップル ホームポッド)日本未発売

この中からわたくしは、エントリーモデルの Google Home miniと Amazon Echo  Dot  を購入しました。


使い方はと言いますと、まずウェイクワードを言います。
Googleなら 「OK、Google」 Amazonなら 「アレクサ」と言うとスピーカーが指示を聞く状態になりますので続けて「○○して」と命令することで、言ったことを実行してくれます。

1か月ほど使ってみて試したもの。

・アラーム
・天気予報
・音楽再生
・カレンダーの予定読み上げや予定書き込み
・ちょっとした会話

ルーチンに使うとすれば音楽再生ぐらいですね。

スマートスピーカー対応家電は比較的高価で種類も少ないため、家にはまだありません。家電メーカーさんの今後の企業努力に期待します。

それと、IFTTT(イフト:IF This Then That)といわれるサービスを利用すれば、さまざまなWEBサービス同士を連携できるようになり、スマートスピーカーに実行してほしいことを自分で作ることができます。
例:帰宅時にスマートスピーカーに”ただいま”と言うと、任意の宛先にメールで”家に着きました”と自動で送ることができます。これにより、子供が家に帰ったことがわかる。など
このIFTTTは使い方によっては出来る事の幅が増えます。が、使いこなすには至っていません。

現在世界のスマートスピーカーの市場規模は2020年に21億ドル(2,275億円)2025年に48億ドル(5,411億円)に成長すると言われています。アメリカ人の16%に相当する約3900万人がスマートスピーカーを1台以上所有しているそうです。
日本では2017年10月ごろから発売が始まりましたが、まだまだ所有率は低く、アメリカほど浸透するかはわかりません。

多くの分野で注目を集める ”AI(人工知能)”ですが、このスピーカーにもその技術が使われています。ディープラーニングにより賢くなっていくらしいので、AIの今後の可能性に期待しつつ、音楽再生以外の便利かつ有益な使い方を模索していきたいと思います。